浜田 「松本さんが幸せの青い鳥を捕まえたと聞きました。いったいどんな幸せが訪れたのか教えてください。」

松本 「青い鳥、見つけたことあります?」

浜田 「(即答で)ないす。」

松本 「早いな、おい。(笑)」

浜田 「じゃあ、まずどこで見つけたか教えてください。」

松本 「あのーーー、あれ・・・・・・・、公園。」

浜田 「・・・。」

松本 「あのね、『幸せの青い鳥』とか言うと、なんかものすごいとこにおるんじゃないかと思うでしょ?」

浜田 「ああ、はいはい。」

松本 「でも『幸せ』って、意外とその辺にあるのよ。(にやり)それひとつ言うとく。」

浜田 「青いってのはさ、どの程度青いの?この、(スタジオセットの青い所を指して)これぐらい青いの?」

松本 「ああん(いやいや)、そんな青くはないですよ。」

浜田 「あ、そんなに青くはない?」

松本 「あのー。ま、どっちか言うたら、赤いね。」

浜田 「・・・・。」

松本 「・・・・。」

浜田 「いや、そんなんやったら(はじめから)赤言うとけや。青い鳥言うとるやん!(ツッコミながら)」

松本 「違うやんか。(例えば)シロクマ言うても、白ちゃうやんか。ちょっとクリーム色みたいのをシロクマ言うやんか。」

浜田 「うーん、まあまあね。」

松本 「そんな感じ!」

浜田 「ふーん。まあまあええがな。それで(青い鳥)どこにおったの?」

松本 「あのー、あれあれ。公園のベンチの、タバコの灰皿の中にいたんですよ。あのー、ちょっとホンマの話、していいですか?」

浜田 「はいはい。」

松本 「正直ね、死んでたんですよ。青い鳥。」

浜田 「えー?」

松本 「あのね、『手羽だけ』になってたんですよ。」

浜田 「・・・・・。」

松本 「・・・・・。(笑)」

二人、再び小声でひそひそと(舞台上で打ち合わせ?)

浜田 「(小声で)やり直した方がええんちゃう?」

松本 「ちょっと面白いと思うんですけど。」

浜田 「(笑)」

松本 「(小声で)どうも、こう、しっくりこないですね。じゃあどっからやり直せばいいですか?」

浜田 「(小声で)幸せの青い鳥やからさ、あの、『手羽』見つけて幸せになれんの?」

松本 「(小声で)ちょっと待ってください。あの・・・・・また謝んの?」

浜田 「(笑)」

松本 「(小声で)2回はきついで?」

浜田 「(小声で)じゃあとりあえず・・・。」

松本 「(小声で)どっからやり直したらいい?」

浜田 「(小声で)とりあえず、『灰皿の中』は違う。」

松本 「(小声で)・・・・・そっか。」

浜田 「(小声で)うん。」

松本 「(小声で)じゃあじゃあ、ほんま、一からやらせて。」

浜田 「(小声で)おっけい。わかった。」

浜田 「松本さんが幸せの青い鳥を捕まえたと聞きました。いったいどんな幸せが訪れたのか教えてください。」

松本 「おまえ、見たことある?」

浜田 「(即答で)ない。」

松本 「早いな。早いな、おまえ。」

浜田 「え、どこで見つけたん?」

松本 「近くの公園。」

浜田 「あ、公園でねぇ。なるほど。」

松本 「あのね、『幸せ』って、意外と近くにあるのよ。(にやり)」

浜田 「ああ、そう。あ、じゃあさ、青い鳥ってどのくらい青いの?実際(スタジオセットの青い所を指して)こんな感じの色?」

松本 「(即答で)そう!」

浜田 「・・・・・・。」

松本 「・・・・・・。」

浜田 「公園のどこにおんの?」

松本 「木!」

浜田 「ああ、木にとまってた?」

松本 「木にね、もう、こう(抱きつくように)とまってたよ。それで、『おい、なにしてんねん?』って感じで声かけて。」

浜田 「うん。」

松本 「そうしたら、『ホロッホー』って。」

浜田 「え、ハト?!」

松本 「まあ、なにしてんねんって声かけたらすぐもう、おれのほうにガバーッ抱きついてきて。」

浜田 「へー。」

松本 「ちょっと(顔と顔が)近い近い!って。ホロッホーってここ(顔の目の前)で言われるんですよ。そんで、ごっつ息クサいんですよ!」

浜田 「でかいな、青い鳥。(笑)」

松本 「生グサーいんですよ。なんか。」

浜田 「そりゃあ、(普段から)なんか食うとんのやろ!」

松本 「こう、顔の前で『ホロッッホー、ホロッッホー』って。そんでもうクサい!クサい!クサい!」

浜田 「(笑)」

松本 「もう全然離れないんですよ。」

浜田 「エサとかやっぱ、なんでも食うの?なんかやらなあかんやろ?飼うんやったら。」

松本 「いやもう、雑食なんですよ。なーんでも食いますよ。ポテロングからなにから。ぜーんぶ食いますよ。」

浜田 「(笑)」

松本 「そんででかいんすよ。だって、抱きついてますけど、あきらかに足、こう折り曲げて(背を縮めた態勢で)抱きついてますから。」

浜田 「(笑)」

松本 「おまえ、おれよりでかいやろって。で、『ガハハハハー!』って笑いますから。」

浜田 「(笑)」

松本 「『おまえ、息クサいねんー!』って言うたら、『ガハハハハー!』って。『またまたー!(ご冗談を)』みたいな。」

浜田 「なにが『またまたー!』やねん!(笑)」

松本 「いや、全部冗談や思うとるんですよ!その(言葉が)・・・。」

浜田 「ああ、そうかー!『またご冗談を』みたいな?」

松本 「そうそう!『またまたご冗談を!ガハハハハー!』」

浜田 「むかつく。(笑)」

松本 「ホンマ腹立ちますよ。」

浜田 「空は飛ぶの?ちなみに。」

松本 「飛ぶんですよ。ごっつ飛ぶんですよ。」

浜田 「そんだけでかいのに飛んでいくの?」

松本 「ええ。めっちゃ速いんですよ。そんで、『そのままお前、どっか飛んでいったらええのになぁ。』って言うたら、『ガハハハハー!またまたー!ガハハハハー!』」

浜田 「(笑)」

松本 「『行けへんっちゅーねん。ガハハハハー!』みたいな。(笑)」

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